「哭声 / コクソン 鑑賞」
- sooglek
- 2017年3月20日
- 読了時間: 2分
「哭声 / コクソン 鑑賞」
國村準さんの活躍から気になり見に行った本作だが・・いやあすごい映画だった。すごいは全部ポジティブな訳ではないのだけどもジャンルとストーリーの二転・三転感がとにかく半端ない映画だった。奇怪、カオス、闇鍋、という言葉が形容するにはふさわしいような、ストーリーに対する納得性は微塵もないのだけど2時間半以上の長尺を忘れさせる映画としての強さがある様に感じた。そしてこのもやもや感。見ながら終始、どうしてこの手の映画が500万人以上が見に行く大ヒットになるのだろう、とお隣韓国とのギャップがぐるぐると頭を駆け巡る様な、ナ・ホンジン監督のこの手の不条理バイオレンスはどの様に受け入れられているのかとても気になる。ただお目当て國村隼さんの圧倒的な佇まいはさすがでした。個人的にはファン・ジョンミンとの祈祷師バトルシーンの全てを飲み込む様なあの熱量はもう圧巻だった。(最後のあれはあれでいいんだよな)核となるメッセージはキリスト教的な信仰心に紐づく「信じること」に帰結するのだと思うが、まだまだ理解しきれていない。金曜夜に見に行ったが思いの外賑わっていたのが意外でした。
(公開3/17日金曜日、公開3日目時点)
公開館数:約55館
Twitterランキング:4位
Yahooレビュー: 3.7 (29件)
Filmarksレビュー:4.1
Filmarks見た:1131
Filmarks見たい:4517
youtube予告編視聴数:約62000
10以内にランクインするかが見ものではあるが、思っていたよりも金曜夜の映画館は賑わってはいた。最終1億円到達するかという所か。
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