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【映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ】鑑賞。

  • 執筆者の写真: sooglek
    sooglek
  • 2017年6月18日
  • 読了時間: 1分

現代詩人最果タヒの同名詩集を「川の底からこんにちわ」「舟を編む」の石井裕也が監督。  息苦しさと言い得ぬ期待感が混ざり合う大都会東京を舞台に、彷徨う様に距離を縮めていく男女の話。東京を舞台にしたボーイミーツガールなお話だけど、巷に溢れるありきたりな胸キュン映画とは決して相容れない作品。主役の二人については手を繋ぐことも、ハグもキスも描かれないのだが、だからこそなのか、それ以上に交わされる不器用で正直な言葉にこそ現実が宿っている様な感じがした。 愛とか恋とか、生きるとか死ぬとか、手垢の付いた感情や物事に対して、ものすごく誠実に正面から描いている、感覚的だけど極めてドキュメントで、わかりにくさを承知で色んな感情を預けてくれる様な、映画だった。  池松くんの独特の存在感、初主演作で新鮮な緊迫感を残した石橋静河。佐藤玲、佐藤菜月は今後の活躍に期待。


 
 
 

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